1973-12-07 第72回国会 衆議院 予算委員会 第3号
それから一九八五年までに、列島改造論では、自動車道路建設計画、これは九十九兆円かかります。高速道路の十倍以上です。道路、鉄道、工業地帯、通信その他の石油パイプライン、こういう列島改造事業ですね、これは政策化されている。それをやっていった場合には、これは資源のたいへんな浪費ですよ。
それから一九八五年までに、列島改造論では、自動車道路建設計画、これは九十九兆円かかります。高速道路の十倍以上です。道路、鉄道、工業地帯、通信その他の石油パイプライン、こういう列島改造事業ですね、これは政策化されている。それをやっていった場合には、これは資源のたいへんな浪費ですよ。
しかも、一九八五年までの自動車道路建設計画の総額は九十九兆円である。高速自動車道路の十倍以上の規模ですから、もし道路、鉄道、港湾、工業地帯、通信、石油パイプライン等々、列島改造事業全体にどんなにばく大な鋼材やその他の資材をぶち込むか、想像を絶する。
資料には出ておるのですが念のためにお伺いをしたいと思うのですけれども、高速自動車道路建設計画の関係で、昭和五十二年に三千二百キロの供用をする、こうなっておるわけですね。この三千二百キロのうち、日本列島を縦断するものと横断するものに区分しますと、それはどういう割合になっておりますか。
政府は一方において、第三次防衛力増強計画二兆三千四百億円、高速自動車道路建設計画六兆六千億円、海外援助五カ年計画一兆八千億円等、軍国主義復活、独占資本のためには無制限に政府の財政支出を許しております。一方、租税特別措置法によっては、独占資本に対して年間約一兆円の減税免税を許しております。
この根幹道路に対して肋骨の役割を演ずるところの高速自動車道路建設計画が実施の緒につき、名古屋—神戸間はすでに三十億の建設費をもって出発しようとしておる。滋賀県の農民も、この沿道の農民はこれに必死の抵抗をしておるが、公共性の面からして最後までこれを阻止することはできないでしょう。
神戸、東京間の高速度自動車道路建設計画、いわゆる彈丸道路のごとき、一体この彈丸道路は、だれが通ると思うのか。まつたく軍用道路以外の何ものでもないではりませんか。 今や、日本の道路建設行政というものは、完全に日本を——基地にせんとする外国帝国主義者の工作班になつておるというていいのであります。
さらに次にお尋ねいたしたいことは、本年度の予算に高速度自動車道路調査費、同補助というものが若干上つておりますが、この東京守神戸間の高速度自動車道路建設計画につきましての、お考えの概略をちよつと御説明願いたいと思います。